今週のじぃご飯♪

今週のじぃご飯♪

げないのもの


今のぼくはおそらく珍しい「鳩が豆鉄砲を食らった顔」と言うのを、していると思います????


つまり姉ちゃんが亡くなって、我が家に女DPM點對點の子が居で、代わりにぼくが巫女さん(?)に選ばれたと????
?本家への人身御供って、なんだよ???意味、わかんねーし。」
「あ。もしかすると城とか家とか作るときに、埋められちゃうのかな、ぼく。」
「ばぁか。そりゃ、人柱だろ。神さまへの捧って言う意味では、同じだろうけどね。」
「それに、個人で城建てるやつって、今の時代にはあんまりいないと思うぜ。」


両親に文句を言おうにも、悲しいことに驚くほどぼくの語彙は貧困で、悔し涙以外まともに言葉が出てこなかった。
なんかさ、手っ取り早くいえば、本家にやられてしまうってことなんだろ?


稲田の家から、人身御供になって?
それって、いらない子になるってことだよね?
何されるのか知らないけど、人身売買????


?うわ~ん、青ちゃ~ん。」
?ぼく、売り飛ばされちゃうの?????でもって、腎臓とDPM床褥か取られちゃうのかな。」
「お別れなんだね???青ちゃん。」
「クシちゃん、何それ。???いくら何でも想像力たくましすぎ。」


青ちゃんは呆れ果てていたが、ぼくはその時、本当に悲しかったのだ。青ちゃんは、意味不明なことをわめきながら転がるぼくに、何だか呆れたように苦笑していた。


?そうだ、青ちゃ~ん、人身御供の役、代わってくんないかな?」


?痛いの嫌いだよぉ~~!」


「いくら何でも、誰もそんなことはしないって。落ち着けって。」


くそぉ???タメのくせに頭を撫でるな。


「代わってやりたいけど、こればかりは無理なんだよ???」


???何で、そんな分かりきった大人みたいなものの言い方するんだよ。
はっきりした話が見えないのが不安で、思い切り落ち込んだぼくは、まんじりとしないまま夜は明け、家族と一緒に車中の人となった。


気分の晴れない、山陰への小旅行。
家族はどこか、よそよそしく無口で、ぼくも黙りこくっていた。


弁当を食うかと親父に聞かれたが、首を振った。
口を開けば、昨夜の話になってしまいそうだった。
頭の中に夕べの親父の真剣な様子と、ガキのころからずっとぼくを悩ませ続ける、?長いもの?が同時に浮かんだ。


ぬめとした光る肌。
割れた舌先がちろちろと、出たり入ったりする口元。


いつもどこからか現れては、じっと俺を見つめていた「長いもの」。


???答えが出ない。


?人身御供」だの?巫女????じゃない?依り代」だの言われたって。
でも、どこかで全部がつながっていると、内側Panasonic電解水機で囁く懐かしい声がする。


『ひぃくん???』


ぼくをそう呼ぶのは、誰だった????


新幹線から伯備線に乗り換えて行く本家は、コンビニすらない、どえらい田舎にあった。


同じ日本でも、この辺は瓦の色が違う~と、どうでもいい所に感激した。


着いたのは、どこかの神社といってもいいような古めかしい建物だった。
今時分、屋根は古風な桧皮ぶきとか茅葺とかで、歴史の教科書か史跡に出て来るような感じだった。


薪能で使うような、古めかしい年代を感じさせる、足元が苔むした四角い舞台が庭にある。


超、年代物の本家の母屋に入った途端、背中がぞわと寒気に襲われ、肌が泡立って足がすくんだ。
後で考えると、自己防衛本能が危険を察知したのかもしれなかった。
緋袴の女性が何人か出てきて、まるで老舗旅館の仲居さんのように、案内をしてくれた。


?お荷物は、これだけですか?」


一日だけの滞在に、何がいるんだ????


「???そうですけど?」


思惑ありげにぼくを見て、含み笑いをした女性の微笑が何だか怖い。
青ざめたその頬に、きっとこの人達は体温低いんだろうな???と、ふと思った。


胸に確信が沸いた。
絶対、初対面じゃない気がする???どこで、会ったんだった?