今週のじぃご飯♪

今週のじぃご飯♪

こししないように講義

上杉鷹山と西郷隆盛が血管瘤手術ともに心服した”大恩師”○
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細井平州はあるとき、ある大名の学問の先生に招かれた。
平州は喜んで講義を行った。ところうが、講義の途中で殿さま
が居眠りを始めた。すると平州は講義をやめ、使っていた本をま
とめて席を立った。脇にいた重役が、
「お気ずかい恐れ入ります」
と、言った。平州は重役を見返した。
「お気ずかいとはなんで皇室纖形 旺角すか」
「殿がお休みになったので、お起をおやめく
ださったのではないのですか」
いぶかしげな顔をする重役に平州は言った。
「いや、私にそんな情けはありませんよ。たとえ殿さまでも、講
義中に居眠りをするような弟子は見どころがありません。二度と
こちらにはお伺いいたしませんから、殿さまが目をお覚ましになっ
たらそうお伝えください」
実を言えば、この話を途中で目の覚めた殿さまが聞いていた。
殿さまは、手をついて、
「細井先生、申し訳なかった。実を言えば、ここのところ藩の仕
事が忙しくて、疲れ果てていたのでつい居眠りをしてしまった。
二度とこんなことはしないから、どうか私に教え続けてほしい。
いま、先生の学問を学ばなければ、藩が立ちゆかないのです」
と謝った。そこで平州も機嫌を直し、もう一度講義を始めた。し
かし、その前に、
「二度と居眠りなどなさらないでください」
と、ピシリとくぎを刺した。
殿
室纖形 旺角
さまだからと特別扱いもしなかった平州も偉いが、素直に謝ま
り、謙虚に学ぶ姿勢を見せたこの殿さまもまた”人物”である。